tosstome コマンドラインツール
最終確認
1 回きりの転送なら、ブラウザのページで十分です。コマンドラインツールを使うと、受信箱を置けます。いつでも受信できるコンピューターに固定のリンクが付き、スマートフォンなどの端末から送れるようになります。Node.js 22 以降があれば、Linux、macOS、Windows で動きます。
tosstome listen
tosstome listen [--dir DIR] [--new] [--nearby] [--json] [--server URL]
このコンピューターの受信箱を開いたままにして、届いたファイルを DIR(既定は ./tosstome-inbox)に保存します。受信箱のリンクと QR コードを表示します。テキストメッセージはターミナルに表示され、.txt ファイルとしても保存されます。転送ではまず WebRTC の直接接続を試すので、同じネットワークにいるスマートフォンはそのネットワーク内で送信し、だめなら中継サーバーに切り替わります。受信ごとに、どちらを使ったかが表示されます。
| オプション | 動作 |
|---|---|
--dir DIR | 受信ファイルの保存先フォルダー |
--new | 受信箱のキーを作り直し、古いリンクを無効にする |
--nearby | 同じネットワークのブラウザの「同じネットワーク」の一覧にも表示する。その場合のファイルは DIR/nearby に入る |
--json | 人間向けの出力の代わりに、1 行につき 1 つの JSON イベントを出力する |
--server URL | toss2.me の代わりに、セルフホストしたサーバーを使う |
tosstome url
tosstome url
受信箱を起動せずに、このコンピューターの受信箱のリンクを表示します。
tosstome send
tosstome send [FILE...] [--text TEXT] --to LINK
ファイル、テキストメッセージ、またはその両方を、受信箱のリンクに送ります。--text - を指定すると、メッセージを標準入力から読み込みます。リンクには # が含まれるので、シェルでは引用符で囲んでください。
tosstome mcp
tosstome mcp [--dir DIR] [--server URL] [--nearby]
stdio 上の MCP サーバーとして動作します。Claude Code や Cursor などのコーディングエージェントが、スマートフォンからファイルやテキストを受け取り、送り返せるようになります。受信箱は、エージェントが最初に使ったときに起動します。詳しくはAI エージェントへのファイル送信をご覧ください。
キーの保存場所
受信箱のキーは ~/.config/tosstome/inbox.json に保存されます。送信キーはリンクの一部で、エージェントキーはこのファイルの外には出ません。サーバーが保存するのは、どちらもハッシュだけです。
使い方のアイデア
- スマートフォンの写真を、写真管理ソフトが監視しているフォルダーに直接入れる。
- スマートフォンで撮ったスキャンやレシートを、ペーパーレス管理や書類アーカイブのフォルダーに入れる。
tosstome mcpで、スマートフォンのスクリーンショットをコーディングエージェントに直接渡す。tosstome sendで、CI ジョブのビルド成果物をテストマシンに送る。- 長い処理が終わったら、別のコンピューターにメモを送る:
make; tosstome send --text "build done" --to "INBOX_LINK"。 - 家の全員からのファイルを
--nearbyで受け付ける Raspberry Pi。スマートフォンからサーバーへもご覧ください。
よくある質問
Windows でも動きますか?
はい。Node.js のプログラムなので、Node.js 22 以降が動く環境ならどこでも動きます。Windows、macOS、Linux のすべてが対象です。
サーバーをセルフホストできますか?
はい。サーバーはオープンソースで、Cloudflare Workers 上で動くほか、同じコードを Docker イメージとして動かすこともできます。CLI の --server で指定してください。
届いたファイルが既存のファイルを上書きしますか?
ファイルは届いている間は .part として書き込まれ、完了した時点で名前が変更されます。送信者が指定したファイル名は保存先フォルダー内の単純な名前に整えられるので、フォルダーの外に書き込まれることはありません。