Xender と tosstome の比較
最終確認
Xender は「20 億人以上のユーザーに信頼されている」とうたう無料のファイル共有アプリで、PC とつなぐ方法を探す人もよくいます。本当にやりたいのがスマートフォンとパソコンの間でファイルを移すことなら、tosstome は、どちらにも何もインストールせず、各デバイスのブラウザのタブで実現します。
Xender が説明していること
xender.com より (確認日 2026-10-30)。
- 「Android、iOS、タブレット、Windows、Mac など、幅広いデバイス間でファイルを共有。」ページでは APK、Android アプリ、iPhone アプリが提供されており、対応デバイスとしてノート PC、デスクトップ PC、MacBook、iMac が挙げられています。
- 「インターネット接続なしの高速転送」、「データ通信量ゼロ」。
- 「ファイルサイズの制限なし」、「転送時の圧縮なし」。
- 「個人データはクラウドに保存されません」、「追加費用や利用料のない完全無料」。
- SNS の動画ダウンローダーと、YouTube から MP3 への変換機能もあります。
比較表
| Xender | tosstome | |
|---|---|---|
| インストール | スマートフォンにアプリが必要 | 不要。各デバイスでブラウザのタブを開くだけ |
| インターネットなしで使えるか | はい | いいえ、ページと接続の準備にインターネットが必要 |
| 別のネットワークにあるデバイス | サイトには記載なし | はい、6 桁のコードで |
| サイズ制限 | サイトによると、なし | 設定なし |
| ファイルをサーバーに保存するか | いいえ | いいえ |
| テキストとリンク | サイトには記載なし | はい、受信側に「コピー」ボタンがある |
| パソコンの常時受信箱 | サイトには記載なし | はい、tosstome listen |
| 動画ダウンローダー、MP3 変換 | はい | いいえ |
tosstome でスマートフォンを PC につなぐ
- PC とスマートフォンの両方のブラウザで toss2.me を開きます。
- 同じ Wi-Fi なら、数秒でそれぞれのデバイスが相手の一覧に表示されます。表示されない場合は、PC で コードを作成 を押し、スマートフォンのカメラで QR コードを読み取るか、6 桁の数字を入力します。
- 相手のデバイスをタップしてファイルを選び、受信側で 受け取る を押します。
どちらの向きでも使えます。Android から PC へと PC から Android へを参照してください。
どちらを使うか
インターネットのない場所にいるとき、または 2 台の Android スマートフォンの間で大きなフォルダをよく移すときは、Xender のようにオフラインで動くアプリが向いています。スマートフォンから PC にファイルを移すだけで、スマートフォンにアプリを、PC にソフトをインストールしたくないなら、両方で toss2.me を開いてください。iPhone でも Safari で使えます。
tosstome でできること
- ブラウザで動きます。送る側には何もインストールする必要がありません。
- 同じネットワーク上のデバイスは自動で互いを見つけます。別のネットワークの場合は、片方に 6 桁のコードが表示されるので、もう片方でそれを入力します。
- ネットワークの条件が合えば、ファイルは WebRTC でデバイス間を直接送られます。数秒たっても直接接続できない場合は、Cloudflare 上の中継サーバーを経由します。中継サーバーはデータを転送するだけで、何も保存しません。
- オプションのコマンドラインツール
tosstome listenを使うと、パソコン上に常時待ち受けの受信箱を置けます。リンクと QR コードが表示されるので、スマートフォンで開けば、ファイルがそのパソコンのフォルダに届きます。パソコン側でブラウザを開いておく必要はありません。 - テキストメッセージやリンクもファイルと同じ方法で送れます。受信側には「コピー」ボタンがあります。
- 何も保存されません。受信側がオフラインなら、何も送られません。
tosstome にできないこと (今のところ)
- 中継サーバーでは、各デバイスと Cloudflare の間は TLS で保護されますが、まだエンドツーエンド暗号化には対応していません。WebRTC の直接転送は、ブラウザによってエンドツーエンドで暗号化されます (DTLS)。
- 受信側のブラウザは、保存するまでファイルをメモリに保持します。そのため、非常に大きなファイルは、ディスクに直接書き込むコマンドラインツールで受け取るのがおすすめです。
- 双方が同時にオンラインである必要があります。「今アップロードして、明日ダウンロードする」という使い方はできません。
- まだ新しいサービスです。ブラウザ側でのデバイスのペアリングと、中継サーバーでのエンドツーエンド暗号化は、現在開発中です。